アレルギーをなんとなく考えた。
雷が苦手なのでゲリラ豪雨に伴う雷に怯えながら、アルバイトをした。
かなり嫌な汗をかいたが耳を塞いでトイレに引きこもるわけにもいかないので仕方なかった。しばらくはこんな天気が続きそうなのでシフトを削ってもらう事も検討しようと思っている。
雷恐怖症という病気があるらしい。調べてみるとしっかりと病気として認められている上に研究もされているみたいであった。
僕は果物が嫌いだ、物心ついてからはほとんど口にしていない。
しかし、アレルギーだからというわけでは無い。
それと同じように僕は雷恐怖症というわけでは無いのだと思った。苦手なだけだ。
なんとなく気になってアレルギーについて調べてみたが生活環境のほか、抗原に対する過剰な曝露、遺伝などが原因ではないかと考えられているが実際のところはアレルギーがなぜ引き起こされるのかはよくわかっていないらしい。
メンタルクリニックなんてものがあることからもわかるように人間は割と精神に体の状態を左右されがちなので「アレルギーは気持ちの問題」なんて発言もあながち間違ってはいないのかもしれないがうつ病の患者にわざわざ「死ね」と言ったりしない。
そうなってくるとやはりこれからの時代は気持ちもどんどん体の一部として扱われていくのだろうか。
気持ちが体の一部として扱われるのが当たり前の世の中になったら「なんか今日心の調子悪いから医者に診てもらう」みたいな会話が当然な世の中になるなんてことを想像すると少し面白い。