時間の感覚が崩壊した。

オタクの日記、考えている事、思った事。井の頭恩賜公園に住んでいます。

オタクくん、春の思い出

こんばんは!!

今日でこの罰ゲームブログを始めて1ヶ月が経ちました。正直な話ゲロ程長かったです。これを後11回やらないといけないと思うと気が遠くなりますが頑張っていきたいと思っています。

今日は公園には行かず家で一日中アニメを見ていたのですが、やはり日常系アニメは良いですね。日常系アニメの非日常感が好きです。

3月になりましたね、春といえば大学の入学式僕の様な明らかな陰キャラに話しかけてくれた入学式の隣の席に座っていた女の子の事を思い出します。今でも鮮明に覚えています。

女性に話しかけられる。

というか、不注意で肘が当たって偶然目が合ってそこから。最初に仕掛けたのは思えば僕でした。

「あ、すいません」

お互いに会釈してそこでやりとりもおしまいそう思ったんですけどね。でも彼女は気を使ったのか、それとも交流が始まったとでも思ったのか、それとも緊張してたのか、わかりませんが急に始まったんです。その、まぁ会話が。彼女の最初の一言が

「東京、人多いですね。何学部なんですか?私教育学部なんですよ。」

その時の僕の心情ですか?「僥倖」とでも表しましょうか。ここから読み取れる彼女の情報は「都外から来た」「教育学部」位でしょうか。 必死に頭を回転させました。 僕だって夢見るアニメ君です。 "大学からリア充開始ワンチャン" その為にはどう受け答えするべきか?

「経済学部です。」

これだけで返せば余りにクローズドな返答になってしまう。 どうすれば、どうすればキモさやがっついてる感を出さずに会話に連鎖を埋めるか? 出した答えが

「僕、経済学部です。出身東京じゃないんですか?」

及第点、自分に及第点をやりたいです。 "出身東京じゃないんですか?" このフレーズは余りにも冒険であったと少しだけ後悔しています。 彼女がもし地方出身なのをコンプレックスにしていたら? それは勿論嫌味に聞こえてしまう事でしょう。 だからこそ、冒険なのです。 今思えば「どこから来られたんですか?」と言えば良かったでしょうが。 "女性から話しかけられる"という天変地異の中で僕の出来る最大限の対応だったのでしょう。 そして、これを聞いた彼女は

「青森から来たんですよ、こっちは色々凄いですね。地元は山と畑ばっかりで。」

一字一句は覚えてませんがそんな感じの返答だったと思います。

しかし、どう返答しろと?

入試よりも遥かに難しい問題を目の前にし軽く絶望したものです。 もう思い切って連絡先でも聞くか? いや、聞け。聞け。聞け。聞け。 自分に言い聞かせました。

「へぇ、そうなんですか。」

出た言葉はコレ。

いや、もうちょいあった。

あろうことか、終わらせにいった。

耐えられなかったのでしょう、突然発生した読み合いに耐えきれず逃げ出す事を選んだのです。

しかし、まだチャンスは残っています。 もし彼女がグイグイ系であったら? 逃げと表現しましたが、あるいは賭けだったのかもしれません。 そんなボーナスタイムに一縷の期待を込め、ただ返答を待ちました。 彼女の返答は

「そうなんですよ〜。」

嗚呼、終わった。 これ以上は踏み出せない。 そう思いヘラヘラ笑いながらスマホを取り出す。 「スマホを見る」その行為によりやり取りは完全に終わりを迎えました。

勿論、それ以降彼女と言葉を交わすことはおろか目を合わすことすら無かったです。

思い返すと本当に下らないですね。

なんか、もうストーカーでもいいから女性に好かれる経験とかしてみたいです。

またあした!!